ニューバランスを履いていて、歩くたびにかかとが少し浮く。サイズは大きすぎる気がしないのに、なんとなく足が靴の中で前後に動く。

こういう時、まず見たいのが靴紐です。特に「一番上の穴まで通すかどうか」は、見た目の好みだけでなく、フィット感にもかなり関わってきます。

先に私の考えを書くと、かかと浮きが気になるなら、一番上まで通して試す価値はかなりあります。ただし、全員が必ず一番上まで通せば解決する、という話ではありません。足幅、甲の高さ、靴下の厚み、インソール、モデルごとの履き口の形で変わります。

ニューバランス公式のシューズフィッティング案内では、スタッフによるフィッティングで靴ひもの結び方やインソールの試し履きまで含めて確認する流れが紹介されています。つまり、サイズ表記だけで終わりではなく、履いた状態でどう足を支えるかまで見るのが大事ということですね。

先に結論:かかとが浮くなら一番上まで通してみたい

ニューバランスの靴紐は、普段からゆるめに結んでいる方ほど一番上のアイレットまで通して試したいです。足長が合っていても、かかと側の固定が弱いと靴の中で足が動きます。まずはかかとを後ろに合わせて、下から上へ順番に締める。この基本だけで印象が変わることがあります。

一番上まで通すメリットは、足をきつく縛ることではありません。狙いは、かかとを靴の後ろに落ち着かせることです。

  • 歩くたびにかかとが抜ける感じがある
  • つま先側は余っていないのに靴内で足が前後する
  • 紐を結んでもすぐ緩く感じる
  • 厚手の靴下だと良いが薄手だと不安定
  • インソールを入れる前にできる調整を試したい

こういう時は、一番上まで通すだけでなく、結ぶ前にかかとをトントンと後ろへ合わせるのが大事です。足が前に寄ったまま紐を締めても、かかとは安定しにくいです。靴の中で足の位置を決めてから、紐でその位置を支える。ここですね。

「一番上まで通す」は見た目よりフィット調整

ニューバランスは、クラシックな574や996のようなモデルもあれば、2002Rや1906Rのように履き口まわりがスポーティなモデルもあります。どのモデルでも共通して言えるのは、靴紐はただの飾りではないということです。

足長、つまりつま先の余りだけでサイズを見てしまうと、「長さは合っているのに歩きにくい」ことがあります。これは珍しくありません。足が細い方、甲が低い方、かかとが小さめの方は、長さは合っていても上からの押さえが足りないことがあります。

一番上のアイレットを使うと、履き口に近い部分まで紐で支えられます。これにより、かかとが上に抜ける動きや、足が前に滑る動きを抑えやすくなります。もちろんモデルや足型によりますが、サイズを変える前に試したい調整だと思います。

逆に、甲が高い方や足首まわりに圧迫感が出やすい方は、一番上まで通すと窮屈に感じることもあります。この場合は無理に全部使わず、締める場所を分けて考える方が良いです。前足部はきつくしすぎず、甲から足首側だけ少し支える。そういう調整もできます。

まず試したい結び方の流れ

フィットを整える時は、いきなり上だけ強く結ぶより、下から順番に見た方が失敗しにくいです。

  1. 靴を履いたら、かかとを床に軽くトントンして後ろへ合わせる
  2. つま先側は指が痛くならない程度にゆるめを残す
  3. 甲のあたりから少しずつ紐を引いて足を包む
  4. 一番上のアイレットまで通し、足首側を安定させる
  5. 立って数歩歩き、かかと浮きと甲の圧迫を確認する

ポイントは、全部をギュッと締めないことです。つま先側まで強く締めると、指が動きにくくなったり、甲に圧迫が出たりします。ニューバランスの良さは、足を包む感じと歩きやすさのバランス。そこを消してしまう結び方はもったいないです。

個人的には、結び方で見たいのは「足首だけが痛くないか」よりも、歩いた時に足が靴の中で暴れないかです。見た目が少しきっちりしても、歩きやすくなるならその方が良い。スニーカーは飾って眺めるだけでなく、やっぱり歩いて気持ち良いのが最高です。

ランナーズループは使うべき?

一番上の穴が左右に二つ並ぶような作りの場合、ランナーズループ、ヒールロックと呼ばれる結び方を試せることがあります。上のアイレットで小さな輪を作り、反対側の紐を通してから結ぶ方法です。

これは、かかと側のホールドを強めたい時に使われる結び方です。ざっくり言うと、普通に一番上まで通すよりも、履き口まわりを少し固定しやすくなります。かかとが抜けやすい方、下り坂で足が前に滑りやすい方、長く歩く日に靴内のズレが気になる方は、一度試す価値があります。

ランナーズループは便利ですが、強く締めすぎると足首まわりや甲に圧迫が出ます。しびれ、痛み、血行が悪い感じがある時はすぐ緩めてください。フィット調整であって、無理に我慢するための結び方ではありません。

また、見た目の好みもあります。クラシックな574や996をゆるっと履きたい日なら、あえて上まで通さない方が雰囲気に合うこともあります。逆に旅行や通勤でしっかり歩く日なら、見た目より安定感を優先したい。ここは一足の中でも、履く日によって変えていいと思います。

幅と甲の高さで結び方は変わる

ニューバランスのサイズ選びでよく出てくるのがウイズです。公式のサイズ・ウイズ案内でも、D、2E、4Eなど足囲の違いが整理されています。足長だけでなく、横幅や甲まわりまで見る必要があるということですね。

靴紐を一番上まで通すかどうかも、このウイズ感とかなり関係します。

足の傾向 見たい調整
足幅が細め、甲が低め 一番上まで通し、甲から足首側を丁寧に締める。かかと浮きが減るか確認。
足幅が広め、甲が高め つま先側と甲を締めすぎない。圧迫が出るなら上まで通さない選択もあり。
かかとだけ浮きやすい 足長を上げる前に、かかと合わせと一番上のアイレット、ランナーズループを試す。
前足部が当たる 紐で解決しきれない場合がある。ウイズ違いやハーフサイズも店頭で確認したい。

この表で言いたいのは、靴紐はサイズ選びの代わりではない、ということです。足に対して靴が明らかに小さい、大きい、横幅が合っていない。この場合は、結び方だけで解決しようとしない方が良いです。

ただ、サイズは合っていそうなのに少し不安定。そういう中間の悩みには、靴紐の調整が効くことがあります。ニューバランスはウイズ展開のあるモデルも多いので、店頭で見るなら同じ足長でも幅違いを試すと印象が変わりやすいです。

インソールで整える前に確認したいこと

かかと浮きやフィット感が気になると、すぐインソールを入れたくなる方もいると思います。もちろんインソールは選択肢です。ニューバランス公式のフィッティング案内でも、インソールの試し履きを含めた確認が紹介されています。

ただし、最初からインソールだけで解決しようとする前に、まずは靴紐を見たいです。なぜなら、靴紐がゆるいままだと、インソールを入れても足が前後に動くことがあるからです。

インソールは、靴内の高さや足裏の支え方を変えるものです。薄い靴下でゆるい場合、少し厚みのあるインソールで足の収まりが良くなることはあります。一方で、甲が高い方はインソールでさらに圧迫が出ることもあります。ここも絶対ではありません。

個人的には、順番としては「かかとを合わせる」「紐を下から整える」「一番上まで通す」「靴下を変える」「それでも気になるならインソール」の流れが分かりやすいと思います。いきなり買い足すより、今の靴でできることを試す。これが一番無駄が少ないです。

一番上まで通さない方が良い場合

ここまで一番上まで通すメリットを書いてきましたが、通さない方が良い場合もあります。

  • 甲に痛みやしびれが出る
  • 足首の前側に紐が強く当たる
  • 歩くと履き口が食い込む
  • 前足部の圧迫まで強くなってしまう
  • そもそもリラックスして履きたい日

特に甲高の方は、上まで通すことで快適になるとは限りません。ホールド感は増えても、圧迫感も増えることがあります。足がむくみやすい夕方、厚手の靴下の日、長時間座ったり歩いたりする日も、きつく締めすぎない方が良いです。

靴紐の良いところは、やり直せることです。今日しっかり結んでみて合わなければ、明日は一段下で結べばいい。ランナーズループが強すぎれば普通の結び方に戻せばいい。サイズ交換よりずっと気軽に試せます。

店頭で試すならここを見る

店頭でニューバランスを試すなら、ただ足を入れて終わりにしない方が良いです。公式のシューズフィッティングでも、スタッフが足の計測やフィット確認を行う案内があります。せっかくなら、靴紐まできちんと結んだ状態で歩いてみたいですね。

試着時は、以下を見たいところです。

  • かかとを後ろに合わせてから結んだ時、かかとが浮かないか
  • 一番上まで通した時、甲や足首に痛みがないか
  • つま先に少し余裕があり、指が動くか
  • 左右の足で締め具合に差が出ないか
  • 薄手・厚手の靴下で印象が変わりすぎないか

ここまで見ると、「このモデルはサイズを上げるべきか」「幅違いを探すべきか」「紐調整でいけそうか」が分かりやすくなります。特にニューバランスはモデルごとに足入れの印象が違います。996のすっきり感、574の丸さ、990系の包み込み、ランニング系のホールド感。数字だけではなく、履いた時の収まりを見たいですね。

公式オンラインで買う場合も、手元に届いたら室内で靴紐を結び直して確認したいです。タグを切る前、外で履く前に、かかと浮き・甲の圧迫・つま先余りを落ち着いて見るのがおすすめです。

まとめ:一番上まで通すかは「足が落ち着くか」で決める

ニューバランスの靴紐を一番上まで通すべきか。私の答えは、かかと浮きや靴内のズレが気になるなら、まず通して試すです。

ただし、目的はきつく縛ることではありません。かかとを後ろへ合わせ、足を靴の中で安定させ、歩いた時のズレを減らすこと。ここを間違えなければ、一番上のアイレットはかなり使いやすい調整ポイントになります。

足幅が細め、甲が低め、かかとが抜けやすい方は特に試したいところです。反対に、甲が高い方や圧迫が出やすい方は、無理に上まで通さず、締める場所や靴下、ウイズ違いを見た方が良いです。

ニューバランスは、サイズ表だけで選び切るより、履き方まで含めて整えると良さが出やすい靴だと思います。お気に入りのNBで「少しゆるいかも」と感じたら、買い替えやインソールの前に、まず靴紐を一番上まで通して数歩歩いてみてください。小さな調整ですが、合う人にはかなり効くと思います。

ABOUT ME
newbee / ニュービィ
2021.07〜ドップリNB沼。NBの履き心地への強いこだわりとダサかっこ良さ(褒め言葉)の虜です。
NBスニーカーを買うなら…

私はどうせ買うならやはりニューバランス公式で買うことをオススメします。

  • 公式の安心なサポート体制(不具合があったら対応してくれる)
  • 偽物が届くことはない(フリマは要注意)
  • ニューバランス公式に直接お金を払いたい(NBの発展のためにも)

 

現行モデルが良い場合は、NB公式サイトで。
型落ちでも良い場合は、NB公式オンラインで探してみてくださいね。

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