トレイルランニングシューズとしてニューバランスで販売されている「Fresh Foam X Hierro」。
Hierro(ヒエロ)は山の中を走るトレランだけでなく、通常の登山やアウトドア全般で大活躍してくれるシューズです。
私は主に登山でHierroを使用しています。
Hierroの3つの特徴
滑らないグリップ力を誇るVibram MEGA GRIPアウトソール
Hierroのもっとも特筆すべき点はアウトソールです。
トレイルランニングシューズですので、山地を走ることを想定したアウトソールになっています。
山は滑りやすい箇所が多々ありますので、以下に滑りにくいグリップにするかが重要です。
HierroにはVibram MEGA GRIP(ビブラム メガグリップ)が搭載されており、バージョンアップするたびにアウトソールにも改良が加えられています。
こちらはHierro v6のアウトソール
下はHierro v7のアウトソール。形状の違いが分かるでしょうか。
v6とv7ではv7のほうが滑りにくくなっているように感じます(登山での体感)
山道には多くの危険があります。
湿って苔が生えている岩道や、枯れ葉が積もって滑りやすくなっている下り坂など。
MEGA GRIPだからといって過信は禁物ですが、Hierroだと安心して山道を歩いていけます。滑るとケガをしてしまって、下山できなくなることもあります。
また、Hierroで雪道を歩くことはほぼないと思いますが、ちょっとした雪山(ほんの少し積もってる程度で凍っていない場合)でも大丈夫です。
凍っている場合は、チェーンスパイクを装着してくださいね。
アイゼンの装着はハイカットでないとですが、チェーンスパイクであればローカットのHierroでも問題ありませんでした。
卓越したクッション性のFresh Foam Xミッドソール
ニューバランスの独自のミッドソール構造であるFresh Foam X(フレッシュフォーム テン)が使用されており、クッション性は抜群です。
クッション性が高いと安定性に欠けるイメージがありますが、「FRESH FOAM」は安定性も両立しています。
適度に衝撃を吸収してくれて(フワフワすぎない)、安定感もあるので足首を捻ることがなく安心です。
外側と内側でミッドソールの凹凸が異なりますが、これがフレッシュフォームの肝となる構造とのこと。
ですので、この凹凸がつぶれてきたらクッション性がなくなってきている証拠なので、買い替え時ということになりますね。
通気性とフィット感に優れたアッパー
アッパーは伸縮性があるので、履いた際に足にフィットします。通気性も良いので長時間履いても蒸れることはありません。
また、つま先部分は「Toe Protect」といってラバー加工が施されていますので、山道で木の根っこや岩に躓いたりしても足へのダメージは最小限に抑えら、つま先部分の耐久性も上がっています。
ゴアテックス版のv6もToe Protectでつま先が守られています。
踵部もプロテクト処理されており、耐久性抜群です。
また、Hierroのゴアテックスは防水性抜群で、山道で沢を渡ることがあっても安心です。
これだけ激しい水流で濡れても中まで浸透することはなく、快適でした。
一足は持っておきたいHierro
アウトドア、登山、トレイルランなど大活躍してくれるHierro。
一足持っておくと重宝しますよ。
- 通常のHierro:税込15400円ほど
- ゴアテックス版のHierro:税込19250円ほど
NB公式オンラインのセール、NB公式アウトレット、Amazon等で1~1.3万ほどと安く購入できることもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
私はどうせ買うならやはりニューバランス公式で買うことをオススメします。
- 公式の安心なサポート体制(不具合があったら対応してくれる)
- 偽物が届くことはない(フリマは要注意)
- ニューバランス公式に直接お金を払いたい(NBの発展のためにも)
現行モデルが良い場合は、NB公式サイトで。
型落ちでも良い場合は、NB公式オンラインで探してみてくださいね。