ニューバランスMade in USAとMade in UKは何が違う?価格差を見る前の基本

ニューバランスのMadeモデルを見ていると、Made in USAとMade in UKで迷う場面があります。

どちらも高い。どちらも雰囲気が良い。しかも990v6、992、993、991、1500あたりを見ていると、「結局なにが違うの?」となりやすいですよね。

今回はニューバランス公式のMade in USA / UK特集、公式一覧、Made説明ページをもとに、価格差を見る前に知っておきたい基本を整理します。私物を並べて履き比べたレビューではなく、公式情報から分かる違いと、買う前に見たいポイントの話です。

ざっくり言うと、Made in USAはアメリカンクラフトマンシップと990系を中心に見たいライン。Made in UKは英国フリンビー工場のものづくりと、991や1500の上品な空気感を見たいラインです。どちらが上ではなく、選ぶ軸が少し違います。

まず結論:国の違いだけでなく「モデルの性格」も違う

Made in USAとMade in UKの違いは、単純に生産国だけで決めると少しもったいないです。

公式の説明を見ると、Made in USAは75年以上のクラフトマンシップの歴史や、USA製の品質の精神が強く打ち出されています。一方でMade in UKは、英国フリンビーという小さな町で、1982年以来続くクラフツマンシップとして紹介されています。

ここだけ読むと、どちらも「職人が丁寧に作っている高級ライン」なのですが、実際に公式特集で並んでいるモデルを見ると印象が分かれます。

  • Made in USA:990v6、992、993、1300、990v4など
  • Made in UK:991、991v2、1500など
  • USAは900番台の機能感やクラシックランニングの厚みを見やすい
  • UKは細身で上品、素材感や落ち着いた佇まいを見やすい

もちろんモデルごとに例外はあります。ただ、最初の見方としてはUSAかUKかより、どのモデルの雰囲気を毎日履きたいかを先に決める方が失敗しにくいと思います。

Made in USAは「990系の本筋」を見たい人に分かりやすい

Made in USAでまず分かりやすいのは、990系の存在感です。

公式特集では990v6が紹介され、初代990の使命を受け継ぎながらパフォーマンス由来のアップデートを施したモデルとして説明されています。FuelCellミッドソール、ENCAP構造、SL-1ラストなど、機能名も多いですね。

FuelCellは、ざっくり言うと軽さと反発感を意識したミッドソール素材です。歩いたときに足元が重く感じにくい方向で考えたい人には、990v6のような現代的なMadeモデルは気になります。

ENCAPは、かかと周りの安定性に関係する構造として公式特集で説明されています。長く歩く日や、立っている時間が長い日には、クッションだけでなくかかとがブレにくい安心感も見たいところです。

992や993も、Made in USAを見るうえで外せないモデルです。公式特集では992にABZORBやABZORB SBS、993にABZORB DTSやABZORB SBSが出てきます。名前だけだと少し難しいですが、読者目線では「衝撃をやわらげる」「蹴り出しで少し弾む」「かかと周りを支える」といった見方で十分です。

個人的には、Made in USAは少し厚みのあるニューバランスらしさを楽しみたいときに見たいラインです。グレー系の990や992のように、スニーカー好きには分かるけれど、派手すぎない。その感じが良いんですよね。

アメリカの工房を連想させる作業台と品質メモの非靴ビジュアル

Made in UKは「上品さ」と「細かな素材感」を見たい

Made in UKは、公式説明でフリンビーという地名が出てくるのが印象的です。

公式特集でも、Made in UKはフリンビーの小さな町で最高レベルの職人たちによって生み出されるコレクションとして紹介されています。1982年以来、「Made in England」という言葉で表現されてきたラインという説明もあります。

モデルで見るなら、991と1500が分かりやすいです。

991は900番台の中でも人気があり、991v2ではアッパーデザインをモダナイズし、FuelCellを搭載したモデルとして紹介されています。さらにABZORB SBSやENCAPも出てくるので、見た目は上品でも、足元の機能はしっかり現代的です。

1500は、公式特集では1989年に登場したモデルとして、刺繍Nマークや英国ならではの上質な素材が説明されています。1500は見た目がかなりシュッとしています。ボリュームで押すというより、細身のパンツやきれいめな服に合わせやすそうな緊張感があります。

ここは好みが分かれますね。

ポテッとした安心感が好きならUSAの990系に目が行きやすい。逆に、スニーカーだけど少し革靴寄りの落ち着きも欲しいならUKの991や1500を見たくなります。

価格差を見る前に、素材とソールの意味を見る

Madeモデルは価格だけ見ると、どうしても「高いな」で止まりやすいです。

記事作成時点の公式特集・公式一覧では、990v6、992、993、991v2、1500などが3万円台後半から4万円台前半の価格帯で並んでいます。セール価格が出ている品番もありますが、ここは在庫や時期で変わります。

だから、価格を比べる前に見るべきなのは、どの部分にお金を払いたいかです。

見るポイント
見る場所 USAで見たい例 UKで見たい例
モデルの軸 990v6、992、993の機能感 991、1500の上品さ
ソール FuelCell、ABZORB、ENCAPなど FuelCell、ABZORB SBS、ENCAPなど
見た目 少し厚みのある王道感 細身で落ち着いた素材感
服との相性 デニム、チノ、ワイドパンツ スラックス、細身パンツ、落ち着いた服

表にするときれいに分かれますが、実際はもっと感覚的です。店頭で見たときに「これは毎朝履きたくなる」と思えるか。そこが大事ですね。

ソール機能も、名前を覚える必要はありません。ABZORBはクッション、ABZORB SBSはクッションに反発感や耐久性を足した考え方、FuelCellは軽さや弾む感覚、ENCAPはかかとの安定感。そんなふうに、歩く場面に置き換えて見ると選びやすくなります。

レザーとスエードの素材スウォッチとタグメモの非靴ビジュアル

どちらを選ぶべきか

迷ったら、私は次のように分けます。

ニューバランスらしい王道感、履き心地の機能感、990系の安心感を重視するならMade in USA。

とくに990v6、992、993あたりは、ニューバランスのクラシックランニングらしさを見たい人に分かりやすいです。街履きでも浮きにくく、グレーやネイビー系なら大人っぽくまとまりやすいと思います。

上品さ、素材の見え方、細身のシルエットを重視するならMade in UK。

991や1500は、服装を少しきれいに見せたい日に合いそうです。スニーカーなのに、どこか落ち着いている。ここがUKらしい魅力だと思います。

ただし、サイズ感はモデルごとに違います。足幅、甲の高さ、素材の硬さで感じ方は変わりますし、同じMadeでも990v6と1500を同じ感覚で選ぶのは少し危ないです。

高価格帯のMadeモデルほど、できれば試着したいです。足幅が広い方、甲が高い方、長時間歩く用途で考えている方は、見た目だけで決めず、つま先の余り・横幅・かかとの収まりを確認してから選ぶ方が安心です。

失敗しやすいのは「産地だけ」で決めること

Made in USA、Made in UKという響きはかなり強いです。タグだけで気分が上がるのも分かります。

ただ、買う前の判断としては、産地名だけで決めるよりも、モデルの形を見た方が現実的です。たとえば990v6のように少し現代的なソール感があるモデルと、1500のように細身でクラシックなモデルでは、同じMadeでも足元の見え方がかなり変わります。

もう一つ見たいのは、手持ちの服との距離感です。休日のデニムやチノに合わせるなら、USA系の厚みは頼もしいです。逆に、黒パンツやスラックス寄りの日が多いなら、UK系の落ち着きが使いやすいかもしれません。

ここは正解が一つではありません。だからこそ、価格差だけで「安い方」「高い方」と決めず、自分の生活で出番が多い形を先に考えたいですね。

価格で迷うなら、現行モデルから見る

Madeモデルは定価だけでなく、カラーや在庫、セール状況でも印象が変わります。

買う前にやりたいのは、まず現行の公式一覧を見ることです。どのモデルが今買えるのか、どのカラーが残っているのか、サイズがあるのか。ここで候補が一気に絞れます。

もし候補が2足まで絞れたら、次は「歩く距離」と「服の色」で見直すのがおすすめです。旅行や通勤で長く歩くなら、ソールの機能説明をもう一度確認。週末の街履き中心なら、上から見たボリュームやパンツとの幅感を想像したいです。

高い靴ほど、買った直後の満足感だけでなく、半年後も自然に手が伸びるかが大事です。ここを考えると、Madeのタグよりも、自分の生活に合う形が見えてきます。

反対に、憧れだけで選ぶと、手持ちの服に合わせにくくて出番が減ることもあります。これは少しもったいないですね。

個人的には、初めてのMadeであれば「有名だから」だけで992や993に行くより、今の服に自然に入るかを見たいです。ワイドパンツが多いならUSAの厚みはかなり使いやすそうですし、細身やきれいめが多いならUKの落ち着きが効きそうです。

価格メモとサイズ確認チェックリストを並べた非靴ビジュアル

まとめ:USAかUKかより、履きたい空気感を先に決める

ニューバランスのMade in USAとMade in UKは、どちらも公式がクラフトマンシップを強く打ち出している高価格帯ラインです。

Made in USAは、990v6、992、993のような王道感と機能感が見やすい。Made in UKは、991や1500のような上品さ、素材感、細身の雰囲気が見やすい。

価格だけを見ると迷いますが、先に決めたいのは自分の服装と歩く場面に合う空気感です。毎日ラフに履きたいのか、少しきれいめに履きたいのか。そこが決まると、USAかUKかも自然に見えてきます。

高いモデルだからこそ、焦らず見たいですね。公式情報で候補を絞って、可能なら店頭で足入れしてから選ぶ。それが一番納得しやすい買い方だと思います。

ABOUT ME
newbee / ニュービィ
2021.07〜ドップリNB沼。NBの履き心地への強いこだわりとダサかっこ良さ(褒め言葉)の虜です。
NBスニーカーを買うなら…

私はどうせ買うならやはりニューバランス公式で買うことをオススメします。

  • 公式の安心なサポート体制(不具合があったら対応してくれる)
  • 偽物が届くことはない(フリマは要注意)
  • ニューバランス公式に直接お金を払いたい(NBの発展のためにも)

 

現行モデルが良い場合は、NB公式サイトで。
型落ちでも良い場合は、NB公式オンラインで探してみてくださいね。

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